向夏の折、会員の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は高砂市防火協会に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

会員皆様のご推薦をいただき令和５年度高砂市防火協会会長に就任いたしましたAGC株式会社関西工場の亀苔でございます。微力ではございますが精一杯努めさせて頂きます。役員共々何卒よろしくお願い致します。

これまでコロナ禍ということでさまざまなイベントにおいて制限がございましたが、やっと感染者数の増加が鈍くなり新型コロナも第5類に変更になるなど社会生活をみても元の生活に戻りつつあるという変化が実感できるこの頃になってきました。そんな中で今年は3年ぶりに高砂市防火協会総会も開催することができました。まだまだ予断は許されないですが、状況に応じてより有効な防火活動にしていくことが肝要であると考えています。

昨年の高砂市の火災状況は死者／負傷者数は０だったものの、火災件数は３４件と前年比で7件増加しており、より有効な防火活動が求められている背景があります。また近年は、南海トラフを起源とする巨大地震や、温暖化に伴う超大型台風の襲来ゲリラ豪雨等の発生リスクも高まっています。このような大きな災害のリスクをより小さくするためには、地域住民・企業の自主防災組織の主体的な参加・連帯による地域の総合的防災力の向上が必要となります。

防火協会は、火災・自然災害などから人命・財産を守る大切な役割を担っております。常日頃より危機意識を持ち、行政とも連携し、迅速かつ的確な防火・防災活動に努めて参りたいと考えておりますので、今後ともご支援・ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

亀苔　泰夫